洋ランの中でも丈夫で長持ち、寒さに強く育てやすいシンビジウム

胡蝶蘭やカトレアなど洋ランには様々な花がありますが、12月になると店頭に並ぶ数が多くなるのがシンビジウムです。シンビジウムは洋ランの中でも大変育てやすく長持ちしますので人気があります。

シンビジウム

私の家でも年末にシンビジウムを購入して、お正月は元よりお正月が過ぎてからも長期間楽しんでいます。花を長く楽しむことができるのが良いですよね。

色も様々あって、とても華やかに年末年始を彩ってくれる花です。

今回はこれから販売も増えるシンビジウムのお話をしたいと思います。

シンビジウムには夏咲きのもの、秋咲きのものとありますが、ここでは一番数が多くポピュラーな冬咲きのものの育て方を書いていきたいと思います。

シンビジウムはラン科の多年草です。多年草なのでもちろん翌年も咲きます。

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シンビジウムの選び方のコツ

花を見て選ぶ

全体に7分~8分咲きくらいで蕾が付いている株を選ぶと長期間楽しむことができます。蕾は例えば3本立ての場合、2本が満開で1本が蕾というものではなく、3本全ての先に蕾が付いているものを選ぶようにしてください。蕾ばかりの株は咲かないことがありますので注意して下さいね。もちろん花が変色していないもの、傷のないものを選んでください。

葉を見て選ぶ

葉は垂れているものより立っているものを選ぶようにしてください。また斑点の付いているものも避けたほうがいいでしょう。

それと鉢を持ち上げた時に株がぐらぐらしないものを選んでください。あとは自分の好きな色をお選びくださいね。

シンビジウムの管理方法

購入したシンビジウムは室内で管理します。10℃から20℃まででなるべく室温が一定した場所に置くと良いでしょう。エアコンの風が当たる場所は避け、日光が好きな花なので、ガラス越しの日光に当たるようにしてあげてください。

シンビジウムの管理

環境にもよりますが2ヶ月ほどそのままで楽しんでいただけるのではないかと思います。下部の花が枯れ初めてきたら、根元から切ってあげると株が弱りません。

切る時に使うハサミは病気の感染を防ぐために、加熱消毒をした清潔なものを使うようにしてください。切った花は切り花でお楽しみ下さい。

途中、葉に斑点などが出てきた場合は、その葉は切り落とすようにしてください。

花が咲き終わったあと

花を切ったあとは屋外での管理になります。

春から初夏までは十分に日光に当てます。夏の日差しが強くなると葉やけを起こしますので日陰に移動させて下さい。秋になると蕾が付き始めてきますので、また日光に当てるようにしてください。冬はまた室内での管理になります。

水やりの頻度

開花している間は表面が乾いたら与えるようにしてください。春と秋も同じように表面が乾いたら与えると良いでしょう。夏の暑い時は毎日与えて下さい。花の咲いていない冬の間は根腐れする場合がありますので、やや渇き気味のほうが良いと思います。


シンビジウムを植え替えてみる

株が大きくなったら2~3年を目安に植え替えます。植え替えの時期は花が終わった後の新芽が伸び始めた頃にするのが失敗が少ないです。

用土は洋ラン用というのがあります。それを使うとシンビジウムにとって良い配分で土を作ってありますのでお勧めです。

用意するもの

  • 洋ラン用の土
  • 鉢底石
  • 今植えてある鉢よりふた回りほど大きいめの鉢
  • スコップ
  • 木槌かゴムハンマー
  • 根かき*1本爪がやり易いです。(なければ根をほぐすためのへらのようなもの)
  • スコップ
  • ハサミ
  • 土を押し込む時のへらのようなもの
  • 株分けをするのであれば鋸鎌(なければナイフなど)

植え替えるときは水を与えた直後ではなく、数日過ぎて土が乾いた時に行なってください。乾いている時に、木槌かゴムハンマーで鉢の周りを叩いてやると抜けてくれます。

植え替え時の根の整理のやり方

抜くと鉢いっぱいに根が広がった状態で出てくると思いますので、根を整理してやります。根の整理というのは、綺麗な根を残し痛んだ根を取り除くことをいいます。

まずお持ちであれば根かき、なければへらのようなもので固まった根をほぐしてやります。ほぐせたら痛んだ根をカットしていきます。古い根は茶色くなって弾力がないのでそれを切り取ります。内側もしっかりと見て痛んだ根をカットして下さい。その時のハサミも、花をカットしたときと同じように清潔なものを使ってくださいね。

植え替えと株分けについて

鉢底石を入れ、その上に用土を入れて株を入れて回りに用土を入れていきます。植え付ける深さはバルブ部分が埋まらないように根だけが埋まるように植え付けるのがコツです。*バルブというのは葉の付け根の球根になったような塊のことをいいます。

土を入れるときに、時々へらのようなもので周りの土を押し込むようにすると、きっちりと土が入ってくれます。

植え付けが終わったら底から流れ出るまで水を与えて下さい。それで完成です。

もし株分けをしようと思ったら植え替えの時に、鋸鎌あるいはナイフかハサミでバルブを傷つけないように切り分けます。また少し切り込みを入れたら手で割くのも良い方法です。切り分けたら枯れた葉がありますのでそれを手で取り除いて下さい。その後に植えつけます。

このように文字にすると難しそうに見えますが、やってみると簡単だと思います。株分けで増えていくので、増やしていっているうちに何十鉢にもなってしまったという話を聞くこともあります。

是非お試しくださいね。

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