【ち】から始まる園芸用語-50音別

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地下茎(ちかけい)

地中で発達するように変化した茎を地下茎といいます。反対に地上に出ている茎は地上茎です。

地下茎には節や腋芽があり、縦や横に伸長して先端を地上に伸ばすものや、腋芽が地上に伸びるものがあります。形態は多様で、塊形でたくさんの芽を持っている塊茎、球状の球茎、茎が短くなり葉が肥大する鱗茎、根と葉を生じる根茎、数珠のようになった念珠茎がなどです。

塊茎はジャガイモ、球茎はサトイモやコンニャクイモ、鱗茎はユリ根、根茎はハス、念珠茎はチョロギを思い浮かべていただけると形状がわかりやすいかと思います。

着花習性(ちゃっかしゅうせい)

どこに花芽分化が起こり開花するかは植物の種類ごとに決まった遺伝的な習性があります。その習性のことを着花習性といいます。

思いつくパターンは以下になります。

  • 春から伸長した枝に花芽ができ、その年に開花するもの
  • 春から伸長した枝に花芽ができ、翌年に開花するもの
  • 徒長した枝に花芽ができ開花するもの
  • 日照時間が一定時間より短いと花芽をつけるもの(短日植物)
  • 日照時間が一定時間より長いと花芽をつけるもの(長日植物)

まだあるとは思いますが、このように定まった性質を持っています。

虫媒花(ちゅうばいか)

虫媒花

植物の受粉の方法には、虫媒花、風媒花、鳥媒花などがあり、虫媒花は昆虫によって花粉が運ばれ受粉する植物のことです。

虫媒花は、虫の周囲を引くような形状や香りを持っています。特殊な形をした花弁も昆虫が花粉を運んでくれるように特殊化したそうです。

潮害(ちょうがい)

潮風に含まれる塩分によって受ける被害全般のことで、植物においては植物に付着する塩分によって水分が奪われ、被害が大きくなれば枯れてしまう場合があります。

頂芽優性(ちょうがゆうせい)

植物の茎や枝の頂部にある芽(頂芽)の成長が、下位の芽(側芽・腋芽)の成長よりも優先される現象のことです。

丁字咲き(ちょうじざき)

キク科植物に見られる花型のひとつで、周りの舌状花は一重あるいは一重に近く、中心部の筒状花は発達して半球状に盛り上がった花の咲き方を丁字咲きといいます。

アネモネ咲きとも呼びます。

丁字咲き

長日植物(ちょうじつしょくぶつ)

長日植物とは暗期が一定より短くなると花芽を形成したり、花芽の発達が促進される植物のことです。

野菜ではダイコン、ホウレンソウ、アブラナなどで、草花ではアヤメやカーネーション、トルコギキョウ、ストック、キンギョソウなどがあります。


貯水根(ちょすいこん)

砂漠などの乾燥地原産の植物によく見られる貯水組織を持つ根のことで、地上部に比べて根の割合が大きく、土中深く潜っていたり広範囲に広げることで生育のために必要な水分を摂取し貯えています。

バオバブの木はこの貯水根を持っている典型的な木です。

貯蔵根(ちょぞうこん)

肥大して水やでんぷんなどの養分を蓄えた根のことで、ダイコンやカブ、サツマイモが一例です。

貯蔵根は主根や胚軸が肥大した多肉根と、不定根が肥大した塊根に分けられており、ダイコンやカブは一年草の貯蔵根で多肉根になります。ただダイコンの肥大した部分は肺軸と主根に由来し、カブの場合はその殆どが胚軸に由来しています。サツマイモは多年草の貯蔵根で塊根になります。

直根(ちょっこん)

側根の発達が少なく主根が大きく垂直に伸びている根を直根といいます。

直根の代表はやはりダイコンでしょうか。あとニンジンやゴボウを思い浮かべていただければ直根のイメージを持っていただきやすいかもしれません。

園芸ではスイートピーなどのマメ科植物や、チューリップ、タンポポ、ニチニチソウ、ポピー、ケイトウ、ヒマワリやジニアなどのキク科植物も直根です。直根性の草花を苗から植え付けるときは、できるだけ根に触らず、土を落とさず植え込むのがポイントです。

沈水植物(ちんすいしょくぶつ)

沈水植物は水生植物の一種で、植物体の全体あるいは殆どの部分が水中にある植物のことです。金魚藻として知られているマツモやクロモなどで、たっぷりの水に沈めて栽培します。

魚類などの産卵場所になり、またアクアリウムに植える植物として利用されています。

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