【こ】から始まる園芸用語-50音別

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硬実種子(こうじつしゅし)

水分を吸水しにくく、自然な状態では休眠状態になっている種を硬実種子といいます。

アサガオやダイズ、オクラ、スイートピーなどが硬実種子で、種を播くときは一晩水につけて吸水させてから播くか、種皮の一部を傷つけてから播くとよいでしょう。また種子によっては熱湯浸漬、硫酸やヒドロキシアミンなどの化学処理を施す場合もあります。

交雑(こうざつ)

遺伝子型の異なる2個体間の花粉による交配のこと。生じた子供は雑種第一代と呼ばれます。

交雑は雑種を得る目的で行う交配で、最終的には新しい品種を作るために行います。このような育種法を交雑育種といい、自然界で見られる雑種は自然交配種といいます。

交配(こうはい)

柱頭に花粉がついて受粉、あるいは受精を行うことを交配といいます。

合弁花(ごうべんか)

花弁が合着している花のことで、アサガオやツツジ、サルビア、キク、キキョウなどに見られる花の形状です。

同じ合弁花でも合着の程度はさまざまで、アサガオは花弁が完全に合着していますが、キキョウやツツジなどは途中までしか繋がっていません。

合弁花

サクラやバラなどのように花弁の一枚一枚が独立している花のことは離弁花といいます。

五界説(ごかいせつ)

生物を5つの界に分ける考え方のことで、1969年、ロバート・ホイタッカーが提唱した分類法です。界というのは生物分類階級の最上位の階級のことで、その下には門、網、目、科、属、種と続きます。近年は界の上にドメインという階級を入れることもあるようです。

五界説はモネラ界、原生生物界、菌界、植物界、動物界に分けられています。

五界説の他に、二界説、三界説、四界説、六界説、八界説、修正六界説があり、それそれが以下のようになっています。

  • 二界説:植物界、動物界
  • 三界説:植物界、原生生物界、動物界
  • 四界説:モネラ界、植物界、原生生物界、動物界
  • 六界説:真正細菌界、古細菌界、菌界、植物界、原生生物界、動物界
  • 八界説:真正細菌界、古細菌界、アーケゾア界、原生動物界、クロミスタ界、植物界、菌界、動物界
  • 修正六界説:細菌界、原生動物界、クロミスタ界、植物界、菌界、動物界

またドメインで分類すると3ドメイン説になり、細菌、古細菌、真核生物に分かれます。

苔玉(こけだま)

苔玉は球状のケト土などの用土に植物を植えて、その周りに苔植物を張り付けて糸などで固定したもので、和のインテリアとして人気があります。

苔玉の水やりは、苔の表面が乾いてきたらバケツなどに水をはり、その中に苔玉を入れます。乾いていると泡が出てきますので、その泡が出なくなったら吸水完了です。

苔玉

固定品種(こていひんしゅ)

種には固定種とF1種(1代交配種)に分かれ、固定品種は形質が親から子に安定的に引き継がれていく種です。

固定品種はF1種に比べて、その植物そのものを楽しむことができる反面、代を重ねると自殖弱勢を示すことがあります。


コルク形成層(こるくけいせいそう)

植物の茎や根が肥大生長するときに表面に沿って生じる分裂組織のことで、樹木では外側にコルク組織、内側にコルク皮層をつくります。

コンテナガーデン(こんてながーでん)

植木鉢をはじめ、プランターや桶、バケツなど、さまざまな容器を使い、複数の植物を植えて作ったもののことをコンテナガーデンといいます。

地植えと違って、ベランダや玄関などの土がない場所でも花を気軽に楽しむことができ、シーズンごとの寄せ植えも作りやすいので、ガーデニング初心者の人にもお勧めの方法です。

コンテナガーデン

コンパス植物(こんぱすしょくぶつ)

植物の葉は光が差す方向に葉身を向けるものが多いですが、コンパス植物は葉を南北に出します。これは一種の屈光性に伴う運動と考えられており、光の方向の変化によって若干の変化があります。

方向指示植物ともいい、円を書くための製図用具のコンパスではなく、方位を測定する計器のコンパスのような植物という意味ですね。

コンパス植物で代表的なものは、グラジオラスやコブシなどです。

コンパニオンプランツ(こんぱにおんぷらんつ)

共栄作物ともいい、複数の植物を植えたとき、相互に影響し合うことで生育が促進される植物の組み合わせのことです。

例としてアブラナ科のものとレタス、マメ科とトウモロコシのような組み合わせがありますが、いずれもその効果については科学的な根拠は証明されていません。

コンポスト(こんぽすと)

本来の意味は園芸の配合土や堆肥の意味ですが、最近では一般的に都市ゴミや汚泥を好気条件下で発酵させた人工堆肥のことを指す場合が多くなっています。その場合は都市ごみコンポスト、汚泥コンポストと呼ばれます。

根毛(こんもう)

根の先端の近くにある根の表層細胞から突起した糸状の器官のことで、水分と養分の吸収を行っています。

根毛の寿命は数日から数週間のものが多いですが、樹木などでは数ヶ月から数年というものもあります。

根粒(こんりゅう)

根粒は植物と共生して窒素固定を行う根粒菌が根に侵入して形成される組織で、マメ科植物の根に見られます。

また根粒菌以外の放射菌によっても根粒が形成されることもあり、ハンノキやヤマモモなどはその一例です。

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