【ふ】から始まる園芸用語-50音別

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風媒花(ふうばいか)

風で運ばれた花粉によって受粉する植物のことを風媒花といいます。

風媒花の花は、花色や香りなどあまり目立たない花が多く、花粉は軽くて量の多いものに見られます。被子植物の殆どが風媒花で、イネ科やカヤツリグサ科、そしてスギやヒノキなど、花粉症をもたらすものは風媒花になります。

因みに虫によって受粉する植物は虫媒花、鳥だと鳥媒花と呼びます。

深植え(ふかうえ)

深植えは植物の苗などを深く植えることです。

特に樹木などを植えるとき、倒れてはいけないという気持ちで深植えしすぎると、根が呼吸できなくなり、水も吸収しにくくなり枯れてしまうことがあります。

一般的には、茎と根鉢(土と根が固まりとなったもの)の境目と、地表面をほほ同じ高さに植えるのが良いとされています。

不完全花(ふかんぜんか)

不完全花とはひとつの花の中で、花弁、ガク、雄しべ、雌しべのいずれか、あるいは複数欠いた花のことです。

不完全花

例えばアジサイですが、アジサイは装飾花と両性花でできていて、そのうちの装飾花は不完全花です。良くわかるのはガクアジサイで、周囲にある花のように見えるのは装飾花(不完全花)で、中心にある小さな花が両性花です。

副花冠(ふくかかん)

副冠ともいい、花弁の上にできる花弁状の付属物のことを副花冠といいます。副花冠は花弁や雄しべが変化したものや、花弁や花被片の一部が突出してできたものです。

良くわかるのはスイセンで、花の真ん中にあるカップやラッパのようなものが付いています。あれが副花冠です。スイセンの他にもトケイソウにもありますが、スイセンとは違ってまるで時計の目盛りのように見える糸状のものが副花冠です。

副花冠

ユーチャリスやワスレナグサにもあります。

覆土(ふくど)

種子を播いたあと土をかけることです。

覆土をする理由は、種子は薄暗い環境の方が発芽しやすいことと、種子を乾燥させないようにすることで、覆土する場合は種の直径の3倍程度が良いとされています。

節成り(ふしなり)

ウリ科、ナス科、マメ科の野菜は、茎の節に花を咲かせますが、品種によって節ごとに花(雌花)を咲かせ実ができるものがあり、それを節成りといいます。

節ごとに雌花がなく実をつけずに飛び飛びに花を咲かせて実をつける品種は、飛び節成りといいます。


不定芽(ふていが)

植物の芽の出る場所というのは、ある程度決まっています。多くは茎の先端や葉脇の近くがその場所で、その芽のことを定芽といいます。そしてそれ以外の場所から出る芽を不定芽と呼びます。

不定根(ふていこん)

主根や主根から分岐して伸びる側根以外の葉や茎から出る根のことを不定根といいます。地下茎に付く根や挿し木をしたときに発生する根などがそうですが、不定根は様々な器官に生じますので、形態も様々です。

不稔性(ふねんせい)

種子植物で正常に発育して発芽能力を持っている種子が形成できないことを不稔性といいます。

生殖細胞の発育不全や不和合性、染色体の異常などが原因になります。この不稔性を人為的に作ってできた果物の代表が種なしブドウです。

プラントハンター(ぷらんとはんたー)

17世紀から20世紀、キュー植物園などが世界各地に植物学者を派遣し、新植物や食料、香料、薬などになる有用植物の収集にあたらせました。このような植物収集を行なった人たちをプラントハンターといいます。

不和合性(ふわごうせい)

受粉しても受精せずに種子ができないことを不和合性といいます。

自家受粉や特定の系統間の交雑において不和合性がみられ、自家受粉による場合は自家不和合性、交雑においての場合は交雑不和合性といいます。

分げつ(ぶんげつ)

イネ科の作物の根に近い茎の関節から側枝が発生することを分げつといいます。主茎から発生する伸長した腋芽を一次分げつ枝、一次分げつ枝から伸びた腋芽を二次分げつ枝というように、発生した順番に呼んでいきます。

イネ科以外ではネギ類などでも見られます。

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