1月31日は愛妻の日です。
「妻という最も身近な赤の他人を大切にする人が増えると、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない。」という願いや理想のもとに制定された記念日です。
愛妻の日
愛妻の日は2005年(平成17年)に発足した日本愛妻家協会が「妻との関係があたたかであるように」という目的で、2006年(平成18年)に制定した記念日です。1をアルファベットのI(アイ)と読み、31は(さい)という語呂合わせから1月31日になりました。
日本愛妻家協会では1月31日に早く家に帰って妻にありがとうという「男の帰宅大作戦」を実験をしたとかするとか…。
なんでも概要は
- 早く家に帰ろう
- 雰囲気を作ろう
- 名前で呼ぼう
- 目を見て話そう
- 反応をみよう
なんだそうです。
妻側からすると日頃と変わったことをされたら「なにか隠し事でもあるのでは?」と疑ってしまいそうな気がしますが、それでも感謝をされることは嬉しいですね。
夫から妻へのプレゼントでなにが嬉しいか考えてみると、1.アクセサリー、2.スイーツ、3.花あたりかなと思います。アクセサリーはアクセサリー屋さん、スイーツはスイーツ屋さんにお任せして、私は花を贈るときにどんな花がいいか紹介します。
愛妻の日に花を贈る
バラ
ひとつめのお勧めの花はバラです。花に詳しくない人でも「チューリップ」と「ひまわり」に並んでバラも知っているという人が多いのではないでしょうか。
バラの花言葉は「愛」「美」ですが、バラだけではなくどの花にもいろいろな色があり、色によって花言葉が異なることがあります。愛妻の日向けにお勧めのバラの色は赤、ピンクの2色が良く、次点でオレンジです。それぞれの花言葉を下に纏めました。
色 | 花言葉 |
---|---|
赤 | あなたを愛しています、愛情、美しさの象徴、情熱、熱烈な恋 |
ピンク | 淑やか、上品、あたたかい心、気品、感謝 |
オレンジ | 絆、信頼、愛嬌、健やか、爽やか |
黄色のバラは「友情」や「友愛」という花言葉のほか、「嫉妬」や「愛情の薄らぎ」なんていうネガティブなものもありますので、愛妻の日のプレゼントには避けた方がいいでしょう。
チューリップ
次にお勧めの花は春の花の代表、チューリップです。
ガーデニングのチューリップの開花時期は3月~5月頃ですが、花屋に並ぶのはもっと早く12月頃からで、ガーデニングで咲くようになった時は花屋ではもう販売終了です。
チューリップ全般の花言葉は「思いやり」なので、愛妻の日にピッタリですね。しかしチューリップもバラ同様、色によって花言葉が変わります。
色 | 花言葉 |
---|---|
赤 | 愛の告白 |
ピンク | 愛の芽生え、誠実な愛 |
紫 | 永遠の愛 |
黄色のチューリップの花言葉は「実らぬ恋」、白いチューリップは「失われた愛」なんていうネガティブなものがありますので避けた方がいいでしょう。オレンジのチューリップは「照れ屋」なので、シャイな男性からのプレゼントにはいいかもしれませんね。
スイートピー
チューリップと並んで春の花の代表といえばスイートピーです。
マメ科なので花の咲いた後にはさやえんどうができますが、この豆には毒があります。エンドウはマメ科エンドウ属、スイートピーはマメ科レンリソウ属の植物で、レンリソウ属の植物は毒がある場合が多いようです。でも花を観賞する分には問題ありませんのでご安心ください。
スイートピーは花の形が蝶が飛び立つように見えることから「門出」という花言葉がついています。しかし他の花と同様に色別で少し異なります。
色 | 花言葉 |
---|---|
ピンク | 優美、繊細 |
白 | ほのかな喜び |
紫 | 永遠の喜び |
赤いスイートピーは松田聖子さんの「赤いスイートピー」という歌がヒットしたことから品種改良が進んでできた花色です。赤のスイートピーとしての花言葉はありません。
この3種類の花のほかにもガーベラやラナンキュラスもお勧めです。ガーベラ全般の花言葉は「常に前進」「希望」で、色別にしても特に気になるものはありません。またラナンキュラス全般の花言葉は「とても魅力的」「光輝を放つ」「晴れやかな魅力」で、オレンジのラナンキュラスの花言葉が「秘密主義」ですが、ほかの色で気になるものはありません。
フラワーギフトは花束かアレンジメントか鉢植えか
フラワーギフトは大きく分けると「花束」「アレンジメント」「鉢植え」の3パターンです。プレゼントをする時、どれにしようかと迷ってしまうこともあるかもしれません。迷った時に選ぶポイントを纏めてみました。
花束
花束は1種類、または1種類以上の花を組んで束状にしたもので、贈呈用としてよく用いられます。
花束が嬉しい人
- 日常から花を飾っている人
- 家に花瓶がある人
アレンジメント
1種類だけでなくいろいろな種類の花をカゴなどの花器に吸水スポンジを入れて挿したもので、テーブル飾りなどに用いることが多いです。
アレンジメントが嬉しい人
- 花の扱いに慣れていない人
- 家に花瓶がない人
花束とアレンジメントは切り花です。花束は受け取った後ラッピングを外したり、生け直したり水を替えたりしないといけませんが、あちこちに分けて生けることができるので、花が好きで扱いに慣れている奥様なら花束が喜ばれると思います。
アレンジメントは貰ったらそのまま飾ることができ、水替えも必要なく毎日減った分の水を花器からこぼれない程度に足すだけなので、花の扱いに慣れていない奥様にはアレンジメントがお勧めです。
鉢植え
鉢植えは花鉢だけでなく、観葉植物や多肉植物などいろいろとあります。
鉢植えが嬉しい人
- 自分でガーデニングを楽しんでいる人
- 好きな鉢植えの植物がある人
鉢植え植物には、パンジーなどのようにそのシーズンを楽しむ植物だけでなく、何年にも渡って成長を楽しむ植物があります。どのような植物が好きか、どのような植物が欲しいか、今までどのような植物を育てていたかを知っておくことがプレゼント成功のコツです。
女性はアクセサリーも好きですが、奥様に高価なアクセサリーをプレゼントすると「このお金はどこからでたの?家計?」なんて言われそうですよね。
現実的なことから考えても花贈りなら3,000円~5,000円くらいの花束で「わあ!綺麗!」と言ってもらえる率が高く、コストパフォーマンスが良いと思います。もちろん花より団子派の奥様ならスイーツのプレゼントが一番です。
1月31日、「世界が豊かで平和」になるように感謝と愛を込めてプレゼントを贈ってみましょう。