山形県のシンボル花と木、県内市町村のシンボル花と木の一覧

山形県には現在13市19町3村、合計35の市町村があります。

このページは山形県内の市町村のシンボル花とシンボル木を一覧に纏めています。

まだ決まっていなかったり、探しても見つけることができなかった市町村の花や木の欄は「-」と記していますが、わかり次第追加します。

市町村の花と木の前に、まずは山形県のシンボル花とシンボル木から紹介します。

山形県のシンボル花はベニバナ(紅花)

山形県の花・ベニバナ

ベニバナはキク科の1年草または越年草で、昔は末摘花や紅藍などと呼ばれていました。

末摘花といえば源氏物語に登場します。確か末摘花と呼ばれる女性はあまり美しくなかったような記述がありました。彼女の鼻が紅いということから、花が紅い=末摘花と名前をつけたのでしたよね。

山形県では室町時代からベニバナの栽培が行なわれていました。今でもベニバナの栽培や加工品の生産の伝統を守り、なるべく農薬を使わない栽培の技術を指導し、生産振興と需要の拡大に取り組んでいます。

観賞用の切り花のほか、紅色染料や食用のベニバナ油として使われています。

ベニバナの花言葉

「化粧」「装い」「包容力」「特別な人」「愛する力」

山形県のシンボル木はさくらんぼ(桜桃)

山形県、さくらんぼとくれば佐藤錦ですね。アメリカンチェリーも美味しいですが、さくらんぼは上品な甘さと酸味があって、いくらでも食べられそうな気がします。

佐藤錦は果肉が固くて酸味のある「ナポレオン」と、甘いけれど保存が難しい「黄玉(きだま)」を交配させてできたものです。生みの親は佐藤栄助翁です。

さくらんぼはバラ科サクラ属の果樹ミザクラの実で、桜の子供(桜の坊)という言葉から変化したものだそうです。



山形県内の市町村のシンボル花とシンボル木一覧

市町村 シンボル花 シンボル木
山形市 ベニバナ ナナカマド
米沢市 アズマシャクナゲ コメツガ
鶴岡市 サクラ ブナ
酒田市 トビシマカンゾウ ケヤキ
新庄市 アジサイ モミ
寒河江市 ツツジ サクランボ
上山市 キク アララギ
村山市 バラ アカマツ
長井市 アヤメ・推奨花:ハギ ツツジ・推奨木:サクラ
天童市 ツツジ モミジ
東根市 サクランボ ケヤキ
尾花沢市 ツツジ ケヤキ
南陽市 キク サクラ
東村山郡山辺町 リンドウ キャラ木
東村山郡中山町 ヒマワリ イチョウ
西村山郡河北町 ベニバナ サクランボ
西村山郡西川町 ミズバショウ・キク ブナ
西村山郡朝日町 ヒメサユリ ブナ
西村山郡大江町 アジサイ スギ
北村山郡大石田町 サクラ カツラ
最上郡金山町 ブナ・金山杉・ヤマボウシ
最上郡最上町 リンドウ ウメ
最上郡舟形町 コブシ エンジュ
最上郡真室川町 ウメの花 ウメの木
最上郡大蔵村 リンドウ ブナ
最上郡鮭川村 ミチノクヒメユリ モミジ
最上郡戸沢村 ヒメサユリ 山ノ内杉
東置賜郡高畠町 ツツジ アカマツ
東置賜郡川西町 ダリヤ マツ
西置賜郡小国町 オオヤマザクラ ブナ
西置賜郡白鷹町 コブシ エドヒガンザクラ
西置賜郡飯豊町 ユリ モミジ
東田川郡三川町 ナノハナ ケヤキ
東田川郡庄内町 クロユリ ツバキ
飽海郡遊佐町 チョウカイフスマ クロマツ
北海道と東北地方1道6県のシンボルフラワー
北海道と東北地方のシンボルフラワー、シンボル花をまとめてみました。北海道はハマナス、青森県はリンゴの花、岩手県は桐の花、宮城県はミヤギノハギ、秋田県はふきのとう、山形県は紅花、福島県はネモトシャクナゲです。
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