レイズドベッド(れいずべっど)
植物を育てるためにレンガや石や岩、木や板、枕木などを利用して囲い、その中に用土を入れてかさ上げして高くした花壇のことです。
かがんで作業をしなくて済みますし、見る時も観賞しやすく花の香りも楽しみやすいことで、特に高齢者や車椅子をお使いの方にも良いユニバーサルデザインとして注目されています。また水はけが良くなりますので根ぐされ防止にもなり、人が土を踏み固めてしまうこともないために土の状態が悪くなりにくいのが利点です。
平面になりがちなガーデニングも立体的になるのがいいのですが、一度設置してしまうと簡単に撤去できませんので、作る際には日当たりは元より、邪魔にならないような場所に設置するようにしてください。
連作障害(れんさくしょうがい)
連作とは同じ場所で同じ作物を栽培することです。ナス科、ウリ科、マメ科、アブラナ科などの作物は連作をすると生育が悪くなったり、病害虫が発生、増加する場合があり、これを連作障害といいます。
連作障害を起こす原因は、特定な成分がアンバランスになる、病害虫が増える、自家中毒などがありますが、ひとつの事柄が原因になっているだけでなく、複数の原因が重なって起こることが多いと考えられているようです。
同じ作物を植えずに期間をあけることで防げますが、種類によっては何年もあけないといけないものもありますので、作付けするときには数年間のプランを考えてから植えるのがいいかもしれません。