セキュアリングメソード(securing method)
茎が弱い場合や、茎を曲げる時に補強するためのワイヤリングテクニックです。
写真はカーネーションにセキュアリングメソードを施したものです。このようにガクや子房の部分にワイヤーの先端を挿し込み、茎に巻き付けていきます。
ワイヤーはフローラルテープでテーピングをしてから巻きますが、ワイヤー全長にフローラルテープを巻くのではなく、挿し込む先端1~2cmだけはフローラルテープを巻かないで裸ワイヤーの方が挿し込みやすいと思います。ただしフラワー装飾技能士の検定試験の場合はフローラルテープの巻いていない裸ワイヤーの部分が見えていると減点対象になりますので、見えなくなる箇所まで挿し込むようにしてください。
スズランやサンダーソニア、キンギョソウやストックなど、ガクや子房に挿し込むことのできない花は、ワイヤーの先端を鍵状にし、花穂の部分に引っ掛けて固定してから茎に巻き付けていきます。
ワイヤーの太さや巻き付ける間隔は、その花の茎の撓り具合や曲げたときにきちんと固定されるかどうかで決めるのがよいでしょう。
セレモニー(ceremony)
儀式や式典のことです。
センターピース(centerpiece)
テーブルなどの中央に飾る花飾りのことで、テーブルに座った全ての人から綺麗に見えるように360度展開で製作します。