プロフィール

初めて花を生けたのは小学校4年生の時でした。若い頃に未生流を習っていた(らしい)祖母が用意してくれた「なにかの枝物」「テッポウユリ」「菊」「小菊」といった花材で、なにもわからないまま水盤に挿したのが最初です。その後、枝物で富士山を作る「富士流し」に衝撃を受け、未生流から遠州流へ移りました。

私が遠州流のお稽古で習ってきた花を習った通りに生けると、翌日には未生流の祖母が未生流に手直しをする、そうしたらまた私が元に戻すという攻防戦を繰り広げ、遠州流から花号をいただいた時にやっと祖母が諦めてくれたという記憶があります。

長男が小学校2年生、次男が1歳8ヵ月の時に花屋を開業したのですが、フラワーアレンジメントに出会ったのは花屋を開業する少し前で、華道を習っていたときにお世話になっていた花屋のお兄さんに、水揚げの方法、神様にお供えする榊のくくり方、仏花のまとめ方、仕入れのやり方、セリについてなど花屋の基本のついでにフラワーアレンジメントも数ヶ月だけ教えてもらって花屋を開業したという…。やっつけもいいところです。

開業してから、本格的に「やらないといけない」状況になり、そのあたりのことはこちらのページに書いています。

花の資格を取得してみようかと考えている人へ(花の資格1)
花の資格を取ろうと思っている人の参考になればと思って、自分の経験を書きました。花の資格もいろいろありますが、まずは国家資格の1級フラワー装飾技能士の受験勉強をやった時のことを思い出して書いています。最初は下手すぎて泣きそうな毎日でした。

花屋を開業した時に、売り上げなどを入力するために使っていたのはたぶんWindowsの前のOSでした。そのパソコンで息子がGO!GO! うさちゃん列車で遊んでいたのを覚えています。その後、Windows95などを経てWindows MEになって暫く経った頃に初めてホームページを作り、店舗の紹介などをし始めました。そのうちネット販売ができるのが分かると独自にネットショップを立ち上げ、それとは別にネットショッピングモールにも出店していました。

ネットショッピングモールに出していた頃は大量製作大量発送だったのですが、ネットでは販売していないアレンジメントのオーダーをされるお客様もいらっしゃることもあり、丁寧に花と向き合いたいと思って現在の販売方法に至っています。

ネットで販売しているのはプリザーブドフラワーのアレンジメントなのですが、実際は「生花の花束」を作る方が得意です。女性にしては手が大きいからかもしれません。

花の読みものでは自分の知っていることや育てた花など、花に関してのあれこれを書いています。私の書いた記事がなにかのお役に立てれば嬉しいなと思います。

商品の注文はcreema(クリーマ)からか、直接お問い合わせください。

花の読みものについてのご質問もお問い合わせフォームからお待ちしています。

アトリエはなこ 野中明子(大阪府豊中市在住)

1級フラワー装飾技能士 職業訓練指導員(フラワー装飾科)NFD講師