綺麗な状態が長く続くプリザーブドフラワーの利点と注意すべき点

プリザーブドフラワーは生花と間違うほど生花っぽいことから、普通の生花のアレンジだと思って毎日水を足していたというという話も聞いたことがあります。

長期間、綺麗な状態が続くと言われるプリザーブドフラワーですが、綺麗を保つための注意点があります。今回はプリザーブドフラワーの利点と注意点についてお話したいと思います。いつまでも綺麗な状態を保つ為に、ご一読ください。



プリザーブドフラワーの利点

  • 水やりが不要です。
  • 飾る場所にもよりますが、1年から3年程度は綺麗な状態です。
  • 花粉症の人でも大丈夫です。
  • 軽いです。
  • 生花を加工したものなので、手触りも生花と同じです。

大まかに言って、以上の利点があります。ではひとつずつ説明いたします。

プリザーブドフラワーと生花のアレンジの違い

お仕事などで留守にすることが多いお家では、生花を飾ってもすぐに枯らしてしまうこともあると聞きます。仕事をして家に帰ると家事などでバタバタ・・・ハッと気がつけば花の水がカラカラになっていたなんていう話もありますね。

そんな人には是非プリザーブドフラワーを飾っていただきたいなと思います。

特に夏の閉め切った暑い部屋では、生花はすぐに枯れてしまいます。そんな時にどうぞプリザーブドフラワーをご利用ください。

また病院などのお見舞いにも水が不要なので、大変喜ばれております。

綺麗な状態は何年続く?

プリザーブドフラワーは生花を加工したものですが、綺麗な状態が長続きします。枯れるということはなく、劣化していきます。その劣化がいかにも劣化したと自分でわかるようになるまでの期間が1年から3年と思っていただくといいかなと思います。

この1年から3年という期間の幅ですが、このあとの注意点のあと詳しく説明いたします。

プリザーブドフラワーと花粉症

「私は花粉症だから花が飾れない」という話を聞くことがあります。

私自身、花粉症があり春先のスギはもちろん、切花でも菊やミモザがダメでくしゃみを連発します。その他の花ですが、例えばバラやユリでも反応する人もいらっしゃいます。

そんな人でもプリザーブドフラワーなら大丈夫です。

プリザーブドフラワーは生花の加工品ですが、加工する過程で花粉は無くなってしまいます。ですから花粉症の人でも安心して飾っていただくことができます。

プリザーブドフラワーアレンジが軽い理由

アレンジそのものを見ましても、フローラルフォームにお水を含ませることがありませんので、それだけでも十分すぎるほど軽いアレンジになります。

プリザーブドフラワーを触ってみると

元々は生花だから手触りも一緒・・・ではないのです。それだったらドライフラワーも元々は生花だから手触りも一緒じゃないとだめですよね。

プリザーブドフラワーは特殊な液につけて加工するため、手触りも生花と変わらない仕上がりになるのです。

プリザーブドフラワーが日本に入ってきたけれど、世の中に広く知られていなかった頃のことですが、私が通っていた花の資格を取るための学校で、グリセリンにつけてから乾燥させると手触りが生花のように仕上がると教えてくださった先生がいました。

早速、店に帰ってそのあたりにある花をグリセリンに漬けたことを覚えています。あまり綺麗には仕上がりませんでしたが。

このようにプリザーブドフラワーには利点が沢山あります。

次に綺麗な状態を保つ為の注意点を説明いたします。



プリザーブドフラワーの注意点

  • 高温多湿、直射日光は劣化の原因になりますので避けてください。
  • 加工したことで生花よりデリケートになっていますので、強く触らないでください。
  • アレンジの際、ワイヤーを使っていますので無理な力を加えないでください。
  • 赤などの濃い色は、隣接する花に色移りする場合があります。
  • 水は絶対に与えないでください。

ひとつずつ説明いたします。

プリザーブドフラワーアレンジの置き場所

室温は20度前後が良いとされていますが、実際はそこまで室温を気にしないでも大丈夫です。問題は多湿です。30%から50%がプリザーブドフラワーにとって一番いい湿度なので、梅雨時などは注意が必要です。

湿度の高いところに置きますと、花びらが半透明になったり、吸い上げている着色料が染み出してくる場合があります。できる限り湿度の高い場所へは飾らないでください。

直射日光ですが、例えば紙や布、そして畳と同じように、日に当たり続けると色が褪せます。直射日光の当たらないところに飾ってください。

劣化したプリザーブドフラワー

写真のプリザーブドフラワーは2年前に売れ残ったアレンジを、どのくらい劣化するのか調べる意味もあり、エアコンのない部屋の日光の当たる窓際で、クリアケースなしの状態で置いておいたものです。環境としたら最悪です。

その結果がこの写真です。白く見えているバラはピンクでした。あと欠けやひび割れもあります。このようなことにならないために置き場所にはご注意ください。

プリザーブドフラワーは生花よりデリケート

生花のバラとプリザーブドフラワーのバラ、比べてみると遜色ないように思います。見た目は全くと言っていい程変わらないし、手触りも変わりませんが、花びらの脆さという点ではプリザーブドフラワーはとても傷がつきやすく、欠けやすい花になっています。

ですから、花びらを必要以上に触ったりなさらないようにご注意ください。

アレンジを無理な力を加えてはいけない理由

プリザーブドフラワーについての記事の時に書きましたが、プリザーブドフラワーは花と少しの茎を残してカットされ、箱に詰めて私たちの手元に届きます。アレンジの際には茎をワイヤーで作ってあげる作業をします。

そしてグルーを使ってしっかり固定します。ですから、無理な力でアレンジの方向を変えようとすると、ワイヤーで花を傷めてしまうことになりますので、絶対に自分で形を変えないようにしてください。

濃い色のアレンジには避けられない事

プリザーブドフラワーは着色料を吸わせて作りますので、どうしても濃い色、特に赤色の花は隣接する花に色移りをしてしまうことがあります。これはどうしても避けられないことなので、そんなものだと思ってくださいますようお願いいたします。

プリザーブドフラワーと水分の関係

こちらはプリザーブドフラワーの利点でもあることなのですが、お水は不要です。

ただ最初にも書きましたようにプレゼントなどで頂いた際、生花を間違えてお水をあげてしまったという話を聞いたことがあります。

これは売った側の問題もあるのかもしれません。きちんと説明をしてお渡しすればそんなミスは起きないと思うのですが、説明のないままだと、見た目が生花そのもののような花がウリのプリザーブドフラワーですので、このようなことが起きるのではないかと思います。

アトリエはなこでは、プリザーブドフラワーということを明記してお届けしております。

利点の中で書きました持ちは1年から3年のことについてですが、上記の注意点に気をつけずに飾られると早く劣化しますし、プリザーブドフラワーにとって好条件の置き場所なら、数年間綺麗な状態を保つことができるのです。

このあたりがプリザーブドフラワーの利点と注意点になります。



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