フローラルフォームなしでもできる簡単な花留めテクニック8つの方法

花をアレンジしようと思った時に手元にフローラルフォーム(オアシス)がない場合や、フローラルフォームを使いたくない場合でも、ちょっとしたコツで花の固定がしやすくなります。

今回はお家でもできる簡単な花留めの方法をご紹介いたします。

花留めには枝や葉などの自然素材を使う方法と、道具を使う方法があります。道具といっても本格的なものではなく、お家にあるものや100円ショップでも販売されていて簡単に手に入るものを使いたいと思います。

図はイメージになります。



一文字留め・十文字留め

一文字留め・十文字留め

一文字留めは枝を1本使い、花器の内側に渡す方法です。十文字留めは同じように2本使います。

枝をカットする時に花器の内径ピッタリではなく5mm程度長めにカットするようにしてください。ちょうどの長さにカットすると留まらずに落ちます。はめ込みやすくするためにカットした枝先を先の丸い鉛筆のように削ったのち、暫く水に浸してあげると柔軟性が出て留めやすくなります。

セットする時は、枝を斜めにして花器に入れ、場所を決めてから下になっている側を水平になるまで上に持ち上げるようにしてください。

十文字留めの場合は、まず先に上になる枝をセットした後、下になる枝をセットしてください。先に下からセットすると上の枝を入れた時に押し下げて外れてしまうこともあります。

*図は濃い色が最初に留める枝で、薄い色は後で留める枝です。

笄(こうがい)留め・又木留め

笄(こうがい)留め

笄(こうがい)留めというのは、日本髪に使う笄に似ていることから付けられた名前です。

枝の半分あるいは花の量にあった程度を2つに割り、その割ってV字形のようになった枝と枝の間に花材を挟むようにして留めます。

これも一文字留めや十文字留めと同じように枝先の処理をしてからセットしてください。

又木留め

また自然にY字形になった枝を使う又木留めも同じような留め方ですが、笄留めでは自分で枝を割るため間に入れた花材を挟みやすいですが、又木留めは自然のまま使いますから、もう1本枝を挟む様に使うときっちりと留まります。

*図は濃い色が最初に留める枝で、薄い色は後で留める枝です。

折り留め

折り留め

一文字止めと十文字留めでは、花を生けるときに使用しない枝を使って留めを作りましたが、折り留めは生ける枝を使って留める方法です。

図は2種類を記したものです。左側は折った枝が戻ろうとするバネの力を利用し、右側は大きく傾けてアレンジしたい時に便利です。どちらも枝を折り曲げて花器の縁と内側の側面を利用して留めます。

折り留め・石留め

水盤などの深さのない花器の場合は、折った根元に石などの重さのあるものを置いて固定する方法もあります。

どちらの場合も、花器の内側にあたる枝先は斜めにカットすると上手く添うようになります。


小枝を束ねる

小枝を束ねる

同じ長さにカットした小枝を束ねて花器に縦に並べ、枝と枝の隙間に花材を挿す方法です。

小枝の寸法を長くするとデザインの一部として扱うこともでき、面白いアレンジメントになるかもしれません。また小枝の代わりに葉を丸めたり重ねたりすると、同じように花留めになります。

格子状にセロハンテープを貼る

格子状にセロハンテープを貼る

セロハンテープを花器の口に格子状に貼り、その間に花材を挿す方法です。

花器の中には格子状の蓋が付いていて花留めしやすくなっているものがあるのですが、このセロハンテープを使う方法はそのような花器に近い状態を簡単に作ることができます。

図では縦横2本ずつしか書いていませんが、もっと細かく分割してもいいかもしれません。セロハンテープが葉や茎にくっ付いて困るのでしたら、くっ付く方を中になるよう半分に折ってしまえば大丈夫です。

ワイヤーを丸める(100円ショップにもあります)

ワイヤーを丸める

3mmから5mm程度のワイヤーを適当に丸めて花器に沈めて花材を挿す方法です。

ワイヤーの輪になった部分やクロスした部分で上手く花材が留まってくれるので、とても簡単にアレンジすることができます。カラーワイヤーを使った場合は、ワイヤーの面白さも表現できますので、ガラス花器にお勧めです。

使用するワイヤーはアルミニウム製のカラーワイヤーや、カラーバリエーションが豊富にある自遊自在が便利です。

*自遊自在に似たアルミニウム製のカラーワイヤーは100円ショップにもあります。

水に浸すとゼリー状になるものを使う(100円ショップにもあります)

水に浸すとゼリー状になる素を使い花材を留める方法です。

透明のゼリーだけでなく色々な色のゼリーがありますので、ガラス花器に使うと綺麗ですが、花器の口いっぱいまで水を入れてしまうとゼリーが見えなくなりますので、水は花器に対して七分目程度入れるほうが綺麗です。

100円ショップでも販売しています。

剣山を使う(100円ショップにもあります)

華道で使う剣山はアレンジメントや花瓶に生ける時でも便利です。

剣山を使って花材を斜めに挿す場合は、最初から斜めに挿さず、まず真っ直ぐ挿し込んでから斜めに傾けるとしっかりと留まります。

サイズは大きいものから小さいものまで、形も丸や四角などあり、100円ショップでも販売されています。ただ100円ショップで販売されているものは小さく軽いので、小さなアレンジメントなら大丈夫なのですが、長い花材や重さのある花材は倒れてしまい役に立たない可能性もあります。

もし100円ショップ以外で購入されるのであれば、花器のサイズに合っていて、しっかりとした重さのあるものをお選びください。

以上がフローラルフォームがなくても花材を留めることのできる8つの方法です。

一文字留めや十文字留め、笄留めや又木留め、折り留めなどは華道をされている方にはお馴染みの方法だと思いますが、フラワーアレンジにも使えますのでお試しになってください。