ハロウィンと万聖節やジャックオーランタンの意味とハロウィンの花

10月になるとハロウィンの飾り付けを街で見るようになります。またあちこちでハロウィンイベントも行なわれていますね。

ニュースによると参加者の一部が暴走してしまうこともあり、今やクリスマスより派手になったのではないかとさえ思えますが、本来のハロウィンについて少しだけ知っていただきたく、今回は10月31日のハロウィンと、11月1日の万聖節について書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

ハロウィンの起源について

ハロウィンといえばどうしても仮装をしてパーティーをするとか、街を練り歩くイメージがありますが、ハロウィンは11月1日に行なう万聖節の前日です。

その昔、ケルト人と呼ばれる古代ヨーロッパに住んでいた人々の1年の始まりは11月1日でした。834年、教皇グレゴリオ4世はその日を万聖節と呼び、諸聖人をお祀りする日と定めました。

11月1日は日本のお正月にあたりますから、その前日10月31日は大晦日になります。新年を迎える為にいろいろな準備がありますが、その中でも悪霊を追い払うということがけっこう重要なことだったようです。といいますのも、ケルト暦では大晦日になると亡くなった人が家に戻ってくる日といわれており、1年のうちでも最高に魔力が強くなるため、祖霊だけでなく悪霊や魔女が外を歩き回る日でもあったのです。

そんな危ない日なので、自分の身を守り人間と見破られないように仮面を被って仮装をしたり、魔除けのための焚き火を炊いていたのがハロウィンの起源だといわれています。

その後アメリカにこの行事が伝わり、現在のようなハロウィンになっていったようです。

ハロウィンの語源は、諸聖人の祝日の前日という意味のAll Hallow’s Evenが元になっており、それが短くなり、HalloweenあるいはHallowe’enと表記するようになりました。

ハロウィンとかぼちゃの関係

ハロウィンが近くなると、花屋やスーパーにはいろいろな色や形をしたかぼちゃが並びます。

よく見かけるジャック・オー・ランタンを作るオレンジ色のかぼちゃはペポという種類のかぼちゃです。このペポかぼちゃは食用にはならず観賞用で、おもちゃかぼちゃとも呼びます。

おもちゃかぼちゃ

ジャック・オー・ランタンについて

ハロウィンでかぼちゃといえばジャック・オー・ランタンです。ジャック・オー・ランタンはアイルランドやスコットランドに伝わる鬼火のようなもので、由来には少し怖いお話があります。

昔アイルランドに嘘つきで乱暴で酒癖の悪い男がいました。名前をジャックといいます。

ある年の10月31日の夜、お酒を飲んでいるジャックのところに悪魔がやってきて魂を取っていこうとしました。酒代も欲しい、でも魂も取られたくないジャックは、「魂をあげるから最後のお酒を飲ませてくれ」と悪魔に頼みます。

悪魔はジャックの願いを聞き入れ、コインに化けて酒代を払おうとしますが、ジャックは十字架でコインを抑えつけて自分の財布にしまい込んでしまいました。困った悪魔はこれからの10年間はジャックの魂を取らないという約束をして解放してもらいました。

約束が切れる10年後、悪魔はまたジャックの前に姿を現しました。10年前はお酒でしたが、今回は「魂をあげる代わりにあのリンゴが食べたい」と言います。悪魔は木を登りリンゴを取ってこようとしましたが、ジャックは悪魔が木に登っている間にリンゴの木の幹に十字架を刻んだのです。悪魔は十字架嫌いのため木から降りられなくなり、もう二度と魂を取りに来ないという約束をして木から下ろしてもらったのです。

そんなジャックも寿命を迎えます。悪事ばかりだったジャックは当然ですが天国に行けません。仕方なく地獄に行きますが、悪魔から「もう二度と魂を取らないと約束をしたから、地獄には連れて行くことはできない」と言われてしまったのです。

天国にも地獄にも行けない、もちろん死んでしまったため現世にも残れません。困ったジャックは来た道を戻ろうとしましたが、道が暗いため灯りが欲しいと悪魔に懇願し、悪魔は小さな炎の塊を分けてくれました。

この炎を消してはいけないと思ったジャックは、道にあったカブをくり抜いて悪魔から貰った炎の塊を入れてランタンにしました。そして死ぬことも生きることもできなくなったため、今もこのランタンを手にして彷徨っているとのことです。

ここで出てきたカブは日本でよく見るカブとは違ったもので、ルタバガと呼ばれるスコットランドにある植物です。植物分類学ではカブに属していませんが、カブに似ているため、そのように呼ばれています。

以上がジャック・オー・ランタンの大まかなお話ですが、ここで出てきたのはカボチャではなくカブでしたよね。これは本来はカブだったのですがアメリカに伝わった時、生産量の多いかぼちゃに変化して広まっていったということのようでした。

ハロウィンのジャック・オー・ランタン

ジャック・オー・ランタンの作り方

用意するもの:かぼちゃ、ナイフ、スプーン、油性マジック、新聞紙

1.かぼちゃを用意します。花屋やスーパーなどで見つからない場合は、花屋で仕入れてもらうようにお願いするか、インターネットを利用して購入するとよいでしょう。

2.かぼちゃの表面に油性マジックで目や口を書きます。

3.かぼちゃのお尻の部分をカットします。これは種や綿を取る為なので、大きなかぼちゃなら手が入るくらいの大きさの円にカットしてください。小さなかぼちゃでスプーンで取れるくらいなら、スプーンが入る大きさで大丈夫です。このカットした部分も使いますので捨てないでくださいね。

4.穴を開けたところから種と綿を綺麗に取り除きます。新聞紙などを敷いて行なうと後片付けが便利です。

5.ナイフを使って顔をくり抜きます。口などの曲線になっている場所は慎重に行なってください。くり抜きの時に、マジックで書いた線より少し外側にナイフを入れるようにしてマジックの線が残らないようにすると綺麗に仕上がります。

6.風通しの良いところで乾燥させます。

7.乾燥が充分にできたら、いよいよ完成です。お尻のカットした部分にキャンドルを置いて上から顔を被せます。

*火の取り扱いには充分に気をつけてください。火を使わないキャンドル形LEDライトも良いのではないでしょうか。

上記は良く作られるジャック・オー・ランタンの作り方ですが、火を使うことを考えるとお尻ではなく頭を切って作るほうが焦げる心配がなく安心ではないかと思います。そのあたりはかぼちゃの大きさなども考慮してご自身の判断でお作りくださいね。


ハロウィンに似合う花

ハロウィンにホームパーティーを開く人も増えてきているようです。

パーティーの飾りつけの際に、おもちゃかぼちゃと共に飾っていただくとハロウィン感が出る花を紹介します。

メインの花にお勧めはガーベラ

オレンジやレッドのガーベラの花は可愛らしく、色味としてもハロウィンにピッタリです。数本を飾るだけでも良いですし、おもちゃかぼちゃと合わせてアレンジにしてもハロウィンの演出にピッタリです。

ガーベラの他、ダリアやケイトウなどがお勧めの花です。

実を上手に使う

かぼちゃも実ですが、それ以外にも実を足してあげるといいかもしれません。

お勧めの実物はピペリカム、ワレモコウ、観賞用トウガラシです。全体的にオレンジからブラウン系に仕上がるように花を選んでいただくと、ハロウィンにピッタリの花飾りになると思います。

ハロウィンを楽しもう

ケルト民族の行事として始まったハロウィンはアメリカに渡り、今のようなイベントになりました。日本でもアメリカに負けないくらいのコスプレーヤーがいらっしゃるようです。

元々のハロウィンとは意味が異なって発展して今に至るものではありますが、晩秋の頃、大人も子供も楽しめるハロウィンイベントで盛り上がってくださいね。

無料でダウンロードできるハロウィンのメッセージカードも作っています。ご利用ください。

ハロウィンに使えるメッセージカード・ガーベラ【無料ダウンロード】
ハロウィンに使えるメッセージカードです。ジャック・オウ・ランタンやコウモリ、キャンディと一緒にガーベラの花を使ってあります。どなたでも無料でメッセージカードとしてお使いいただけます。メッセージカードは8枚セットになっていますので、PDFファイルをダウンロードしてお使いください。
ハロウィンに使えるメッセージカード・オレンジのバラ【無料ダウンロード】
ハロウィンに使えるメッセージカードです。ジャック・オウ・ランタンやコウモリ、キャンディと一緒にバラを使ってあります。どなたでも無料でメッセージカードとしてお使いいただけます。メッセージカードは8枚セットになっていますので、PDFファイルをダウンロードしてお使いください。
タイトルとURLをコピーしました